効果が期待できる病

医師

薬が必要となる病気

患者ごとに有効な抗うつ剤を選択するのが、精神科・心療内科などの専門家の役割ですが、どの種類が合っているのかは、1つの薬を約1ヶ月飲んでみなければ判断できません。また、どのような症状を改善する働きかけを持つかによって、気分安定薬や抗精神病薬などといったグループに分けられますが、抗うつ剤はうつ病のモノアミン仮説を生み出した薬として処方されます。抑うつ効果に優れていることからも、軽重度のうつ病患者に使われますが、他の病気を持っていたり、その治療のために何らかの薬を服用している場合、通常の第一選択薬が禁忌となることもあります。SSRIやSNRIは、飲み始めの時期に食欲不振などの消化器症状が現れることがありますが、これは一時的なもので、薬に慣れてくると徐々になくなってきます。ですが、第一選択薬がもっとも優れた抗うつ剤とは限らず、抗うつを改善し、心身の健康に悪影響を及ぼさずに継続して飲める薬こそが、その人にとってもっとも優れた抗うつ剤です。様々な研究データから、最初に処方された抗うつ剤を飲んで症状が改善する確率はおよそ6割といわれており、薬の効果を後押しする別の薬を追加したりして、調節することも重要視されています。症状が改善されなかった場合に、いくつかの種類から適した薬を選択したり、別の種類に切り替えた処方によって、最終的には9割くらいの改善確率になる報告もされています。一方で、抑うつの原因として、脳機能が影響していない、あるいは軽度のうつ病では、抗うつ剤を飲まなくてもよい場合がありますが、最近はむしろ、薬を使わない考え方の医師がいることにも気を付けるべきです。病によっては、寛解後に再発予防期を迎え、もとの生活に復帰できるように維持療法が必要になりますが、この際にも、抗うつ剤の服用を少なくとも半年は継続することが指導されます。回復し、社会復帰できたものの、薬を長期間飲み続けることに不安を感じることもありますが、維持療法を行わなかった場合に比べて、病気の再発予防効果がしっかり認められています。

薬

減らすと改善することも

抗うつ剤などうつ病の薬物治療でたくさんの薬を飲んでいる場合、減らすことで症状が改善したという例もあります。ただし、勝手な自己判断で薬を減らしてしまうのでなく、医師にまずは薬の量を減らしてほしいという相談をすることが大事です。

ハート

処方薬の値段の仕組み

新しく認可された抗うつ剤ほど値段は高くなりますが、効き目と安全性は高いため、患者側からの評価も高くなっています。また、抗うつ剤は販売年数が長いほど安くなる場合が多く、特に特許切れの後発医薬品なら一層低価格で販売されるため、こちらも人気です。

医薬品

心の病を治すために

現代社会ではストレスが多くあり、そのストレスが原因でうつ病になる方もいます。その際、一番効果のある治療方法として、抗うつ剤を服用して治す方法があります。しかし、抗うつ剤にも多少副作用が出ることもあるため、注意しながら服用することが大切です。

カウンセリング

安全を心がけるために

三環系抗うつ剤のような抗うつ剤は、副作用が強く出る傾向がありますが、SSRIは副作用がほとんど出ないとされています。また、薬の効き目は人それぞれなので、自分の判断だけで服用せず、ドクターのアドバイスをもとに服用するよう注意しましょう。

病棟

うつ病の治療方法

うつ病の人に処方される抗うつ剤には、色々種類がありますので、医師とコミュニケーションを図りつつ、自分の症状に適したものを選ぶことが大切です。また、効果が見られるまでに、ある程度の期間が必要になりますので、あせりは禁物です。