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うつ病の治療方法

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うつ病で気をつけたいこと

皆さんは、うつ病にどのようなイメージを持っていますか。現在、大きなストレスを抱えていたり、何かに悩んでいる人は、もしかしたら自分もそうなのではと、考えているかもしれません。または、自分には関係のないこととして、特に深く考えたこともない人も多いでしょう。なぜ人はうつ病になるのかは、実は、未だに分からないことが多いとされています。しかし、一見元気に見える人でも、誰にでもかかる可能性があります。うつ病の基礎知識を持っていると、もしものときに対処しやすいかもしれませんし、もし、自分の周りの誰かが、うつ病に苦しんでいても、理解してあげることができるかもしれません。うつ病の主な原因は、過大なストレスや、環境の変化、ホルモンバランスの崩れなどが考えられます。環境の変化に関して言えば、結婚や昇給など、めでたい理由であっても、それが原因になり得るそうです。うつ病は、深刻になると、日常生活を送るのさえ困難になってしまう、とても怖い病気です。それにも関わらず、見た目には分かり辛いことから、周りの人々の理解が得られなかったりと、苦しい闘病になりがちです。また、闘病期間も比較的長くかかるため、あせらず、自分のペースで良くなることが重要になってきます。治療の際に使われる抗うつ剤とはどういうものなのでしょうか。精神病の薬と聞くと、何か怖いものというイメージが先行してしまう人もいるようですが、抗うつ剤は、その効き目がきちんと認められているものですので、服用の際は、医者ときちんとコミュニケーションを取りながら、服用のルールを守って飲んでください。抗うつ剤には、様々な種類がありますので、自分の症状に合ったものを服用する必要があります。主流の抗うつ剤は、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンという神経伝達物質を増やしてくれる働きをし、精神を安定させてくれます。また、落ち込みがちな気分を盛り上げてくれたり、無気力な状態から、意欲的な状態にしてくれる効果もあります。抗うつ剤は効果が表れるまでに、二週間から一ヶ月ほどかかるので、あせりは禁物です。また、効果が見られないと、自己判断して、服用を止めてしまうということのないように注意が必要です。薬と上手くつきあいながら、気長に治療に臨みましょう。